旅行記 in  Finland

2007. 6. 4 〜 6.15

 

日目(6月6日)

起床。朝食後、出かける。

ヘルシンキ駅まで歩いても近いのですが、せっかくなのでトラムで。

写真は、バス停ならぬトラム停です。

 

妹が郵便局で日本宛てに手紙をだしてみたいというので、ヘルシンキ駅そばの大きな

郵便局へ行きました。(ここもトイレは有料でした。)

二階には図書館があり、なんと入り口の目の前に無料で使えるインターネット端末が

3台もあります。ラッキー!

(一応、15分までと区切りがありました。待ってる人がいる場合かもしれませんが・・・)

電話が通じず日本に連絡が取れずに困っていたので、早速旦那宛てにメールを送る。

旦那が臨時でレンタルチャットを借りてくれたので、滞在中はこれで連絡がとれます。

 

さて、落ち着いたところで、早速ハガキを送ります。

窓口で日本にハガキを送りたいと言うと、切手をくれました。0.7ユーロ也。

記念すべき?投函の瞬間(笑) 郵便局外のポストです。

 

次は駅で切符を買います。

明日の宿がハメーンリンナなので、明日はそこまで行かなければなりません。

駅の前で、そういえばヘルシンキ駅の写真を撮ってなかったじゃん!ということで、

早速撮影。

 

そして駅の大きな切符売り場の窓口で切符を買います。

銀行のように番号札を取って、順番を待ちます。英語力がないので、時刻表をもって

指差しながら、「この列車でハメーンリンナへ行きたい」と片言の英語で言うと

わかってもらえました。

切符をゲット!一人12ユーロ弱でした。クレジットカードで購入。

 

昨日のリベンジで、マーケットへ。トラムで移動します。

隣に屋内マーケットがあったので先にそちらへ行きました。

これが屋内マーケット。古い建物が素敵なかんじです。

中はこんな感じで、肉屋、チーズ屋、定食屋、魚屋、喫茶店、みやげもの屋まで、

色んなお店が軒を連ねています。

 

魚屋さんで、黒パンの上に生サーモンを乗せたものが売っていました。

サーモンがすごく美味しそうだったので、購入。

脂がのってて、ディルものって美味しそう!2ユーロでした。

売店でミネラルウォーター(2.1ユーロ)を買って、一休みします。

※ミネラルウォーターは店によってかなり値段が違います。1ユーロしない所もあれば、

ここのように高いお店もあります。なるべく安いお店で買いましょう。

フィンランドではノドが乾くので、水代もバカになりません・・。

 

美味しいサーモンを食べた後は、・・・トイレです。2人で急にもよおしてしまいました。

市場内のトイレは関係者のみで、使えません。外に出ると有料のトイレがありました。

有料のはなるべく避けていましたが、背に腹はかえられません。

コインをいれるとドアが開く仕組み。節約の為2人で一緒にトイレに入ります。(-_-;)

中に入るととても広かったので、それほど問題はありませんでした。

ペーパーが散らかっていて、綺麗とはとても言えませんが・・・。

一安心して外にでると、なぜか50セント返ってきました。コイン返却式だったのかな?

いずれにせよラッキー。

 

今度は屋外マーケットへ。昨日とはうって変わって沢山のお店が出ています。

屋台も出ていたのでそこでお昼ご飯とします。

左がムイックのフライ。(6ユーロ)右はサーモンスープ(5ユーロ)です。

ビスケットは何枚でも食べて良いみたいです。

どちらもおいしかったけど、ムイックのフライがほんとに美味しい。

甘酸っぱいソースとカラッと揚がったムイックがとても合ってます。

サーモンスープはクリアタイプでした。クリームタイプの方が私は好みかな・・・。

 

マーケットをしばらくブラブラ。

ペンギンの絵のアイス屋さん(どこの町でもあります。)でアイスを購入。

オレンジ味のシャーベットっぽいアイス。1ユーロ。普通の味(笑)

 

そしてアイス屋のすぐそばのフェリー乗り場から、世界遺産のあるスオメンリンナ島へ

向かいます。ツーリストカードが使えたので、タダでした。

ちなみに、フェリー内のトイレは無料でした。

肝心のフェリーは写真を盗り忘れ・・・。こちらは豪華フェリーの方です。

バイキングライン。タリンまで行くそうです。

 

15時ごろ到着。トンネルをくぐると町があるようです。

入り口はこんなかんじ

こちらは内側から撮った写真。お気に入りの一枚。

 

中に入るといきなりスーパーSIWAがあります。SIWAはフィンランドではどこでも

見かける、メジャーなスーパーみたいです。コンビニかも?

さて、要塞跡はちょっと離れているのでずんずん歩いて行きます。

ここからは写真で島内を紹介していきます。

入り口付近のカフェ。色合いが可愛い。

入りたかったけど時間が無いので入りませんでした。

こちらは図書館前。島内に住んでいる方もいますので、色々な施設があります。

こじんまりした、かわいい図書館。

だいぶ進んできましたが、まだまだ先です。

いたるところに要塞の名残みたいなものがあります。

そうそう、途中にインフォメーション([ i ]の看板)があります。

こちらで一休みしたり、パンフレットを貰ったりできますよ。

トイレ(無料)前で撮った写真。雰囲気最高です。

 

小高い丘の上にでると・・・。

ありました、大砲。

 

これは島で一番大きいと思われる、大砲です。

う〜ん、すごい迫力。ですが、結局使わずじまいだったそう。

 

要塞の外側部分。こういった過去の遺物がこの島には沢山あります。

ラピュタ好きの私にはたまりません・・・

入り口の門。キングスゲートだったかな?JTライン社のフェリー乗り場目の前です。

JTライン社のフェリーはツーリストカードが使えません。しかしこの時17時近く。

ヘトヘトで最初のフェリー乗り場まで歩く自信がないので、JTライン社のフェリーに

乗ることにしました。船内で切符売りの人がやってくるのでお金を払います。

3.5ユーロでした。そしてまたもフェリーの写真を撮り忘れる。

 

フェリーを降り、昨日入り損ねたヘルシンキ大聖堂の中に入ることにしました。

入場は無料です。

シンプルでしたが、綺麗。豪華すぎないのもまた良いです。

 

もう少しゆっくりしていたかったのですが、この後はかもめ食堂の舞台となったカフェに

行かなくてはいけないのです。夕飯はそこで食べる予定です。

という訳で早々に出発。

トラムで移動し近そうな停留所で下車、地球の歩き方の地図を見ながら探すも全然

見つかりません。地図、アバウトすぎるんじゃーーー!

うろうろしていると、通りすがりのジモティさんに突然「あっちだよ!」って感じで

声をかけられた。続けてカドのカフェでビールを飲んでいるジモティさん達もみんなで

あっちだよ!とニコニコしながら指をさす。

多分、映画で有名になってから、日本人がいっぱい訪ねて来たんでしょう。

言われるままに角を曲がると、確かにありました。

でも、ちょうど閉まったところだったみたいです。18時までの営業だったかな。

残念・・・。ただ、外観も内装も映画とは大分かけはなれてました。

看板の絵も変わっちゃっていたし・・・

 

トラムに乗り、ファッツエルカフェへ。

ファッツエルとは、フィンランドで有名なチョコのメーカーです。

有名なのはゲイシャチョコですね。

ここはやっぱりチョコケーキですよね。手前のケーキは私が食べました。

手前のケーキ5.3ユーロ、奥のケーキ4.7ユーロ。

手前のコーヒーと奥の紅茶共に2.6ユーロでした。

飲み物にはチョコが1個ついてきます。美味しいチョコでした。

そして私の食べたケーキは濃厚でとても美味しかった。問題は妹の食べたケーキ。

カライ・・・そしてしょっぱい・・・なんでケーキが辛いの!しょっぱいの!?

唐辛子が入っているみたいな辛さ、塩スイ−ツとか言ってられないくらいのしょっぱさ。

妹はすごく悲しそうでした・・・(汗) 後々スーパーで板チョコに唐辛子の絵が入って

いるものを発見しました。こちらではメジャーなのかな・・・唐辛子チョコ。

同店内にはお土産コーナーも充実してます。こちらは計り売りのチョコ売り場。

1kgで16ユーロでした。私たちは150g買って2.4ユーロ也。

お店を出て、正面から撮ってみました。この時すでに夜8時を過ぎてました。明るい・・・

 

もうかなり遅い時間ですが、もうひとつ行きたい所がありました。

明日はハメーンリンナに行かなくてはいけないので、強行スケジュール・・・

ご存知の方も多いと思いますが、ICEバー。

テーブルもカウンターも全て氷で出来ているバーだそうです。

 

近くまで行き、地図を持って探してみますが、見つからない・・・

何回迷子になるんだ、今日は・・・。ウロウロしていると通りすがりのお兄ちゃんが

教えてくれました。フィンランドの人はほんと親切だ〜

あっちの方だよ!と指差し教えてくれました。

その通りに向かって行くと・・・大分歩いたんですが、見つからない。

もしかして行き過ぎじゃない?ともう一回戻り探す・・・

と、ありました!ていうか普通のレストランの前にちいさい立て看板出てるだけかよ!

わかるかよ!と心の中でツッコミを入れつつ、入場・・・

ぁゃιぃ雰囲気の階段を下ると、レストランがありました。

レストランの無愛想なオジサンに、ICEバーに行きたいと伝えると、

先払いとのことで、一人10ユーロ払います。(1ドリンク、防寒着付き)

日本円にすると当時は一人1650円くらいでした・・・うーん、高いかも?

お金を払うと、レストランの奥に案内されました。防寒着を着て、いよいよ突入(笑)

さ、寒い・・・ちゃんとテーブルも窓枠も氷です。窓はガラスですが・・・

先客は誰もいません。

奥に行き無愛想なお姉さんにメニューを見せられ、ドリンクを頼みます。

メニューを読んでもなんだかわからないので、テキトーに頼む。

とりあえずすべてのカクテルにフィンランディアウォッカが入ってるみたいです。

寒すぎて味わうどころじゃないんですが・・・グラスが氷じゃないのが残念・・・

でも氷だったら持てないかも・・・ガラスでも持ってるのが辛かったし。

防寒着はこんなんです。ブカブカです。

途中で外人さんが入ってきて、無愛想なお姉さんに写真を撮らせてくれ、と(多分)

頼んでいましたが、お姉さんは無愛想にNoと断ってました(気持ちはわかるけどね)

外人さんは写真をとりまくった後、私達より先に出て行きました。

私達は高いお金出して入ったので、出来る限り粘りましたが、寒すぎて無理。

カクテルを急いで飲み干して、退散しました。

後で時間みたら10分も経っていませんでした。

 

お店を出ると、9時を回っていました。急いで帰ります。

近くに地下鉄の駅がありましたので、それを使ってカムッピへ。

ケバブ屋でピタケバブを購入し(4.95ユーロ)、地下鉄に乗り、ホテルへ帰りました。

 

余談ですが、この頃になると私達は夜部屋に帰るなり「さぁ夜にしよう!」と言うのが

口癖になってました(笑) ずっと昼ってなんだかすごく疲れるんですよね。

暗くならないと、体が休もうとしない感じなんです。現地の人は大変ですよね。

買い置きのビールで乾杯。明日は移動がありますので、早めに就寝します。

 

      


inserted by FC2 system